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ウェブ貧民はマクドナルドで勉強する - The Wall Street Journal [時事]

中学二年生のJoshua Edwardsはマックダブルとポテトを食べながら、ペストについての課題をこなしている
Joshuaは時々マクドナルドで宿題をするが、別にバーガーに惹きつけられているわけではない。公共図書館が閉まった後に、無料でネット回線を利用できるのはアラバマ市南部では4000箇所しかなく、彼がマクドナルドに通う理由もそこにあるのだ。
安価なスマートフォンとタブレットの登場により、ウェブへアクセスできる機械を手にした人が今までにないくらいまで増えた。しかし、インターネット回線の利用料金の下がり方はそれに比べると鈍いものである。さらに、多くの地方では古い電話線を使って高速インターネット通信をしようとすると莫大なお金がかかってしまうという問題がある。
この結果、自宅にブロードバンド回線が通っていていつでもパソコンやスマートフォンからインターネットにアクセスできる家庭と、インターネットを無料で利用できる施設を求めて休日の予定を立てなくてはいけない家庭の間に格差が生じてしまったのだ。
格差はますます大きくなり、今では公立学校の宿題でさえインターネットの高速回線が使えないときちんとやることができない有様である。2010年の報告書で連邦監督機関は、この格差を「教育において取り組むべき重要な課題」と位置づけた。そのころからウェブへのアクセスはさらに広がっているのだが、子供が一人暮らしを始めていない年俸3万ドル以下の家庭のおよそ1/3は未だに家からブロードバンド回線を使うことができないのだ、とPew 調査機関は発表している。

The Web-Deprived Study at McDonald's-WSJ http://online.wsj.com/article/SB10001424127887324731304578189794161056954.html
Joshua Edwards's eighth-grade paper about the Black Plague came with a McDouble and fries.
Joshua sometimes does his homework at a McDonald's MCD -1.16% restaurant—not because he is drawn by the burgers, but because the fast-food chain is one of the few places in this southern Alabama city of 4,000 where he can get online access free once the public library closes.
Cheap smartphones and tablets have put Web-ready technology into more hands than ever. But the price of Internet connectivity hasn't come down nearly as quickly. And in many rural areas, high-speed Internet through traditional phone lines simply isn't available at any price. The result is a divide between families that have broadband constantly available on their home computers and phones, and those that have to plan their days around visits to free sources of Internet access.
That divide is becoming a bigger problem now that a fast Internet connection has evolved into an essential tool for completing many assignments at public schools. Federal regulators identified the gap in home Internet access as a key challenge for education in a report in 2010. Access to the Web has expanded since then, but roughly a third of households with income of less than $30,000 a year and teens living at home still don't have broadband access there, according to the Pew Research Center.

The Web-Deprived Study at McDonald's-WSJ http://online.wsj.com/article/SB10001424127887324731304578189794161056954.html
私にとって、この話題はとても身近なのです。
というのも私は学生で、勉強をするためによく喫茶店に行くからです。
私はラップトップを持っていくこともありますが、それはインターネット環境から逃れるためなのです。
私の家には光通信の回線が通っており、重いページにもサクサクアクセスできます。
とても便利なのですが、それが仇となりネットばかりしてしまうことも屡々あります。
そんなとき、「インターネットにつながらない所で勉強したい」と思うのです。
私はLinux(Ubuntu)ユーザなので、お店のアクセスポイントに接続できたことは一回もありません(つなげるだけの知識が無いだけなのか元々不可能なのかは知らないんですが)。
だからカフェに行くことで自分をインターネット環境から外しているのです。
そうするとすごくはかどるんですよ。
2,3日前、実家の近くのミスタードーナツに勉強しに行こうとしましたが、お店の前で引き返して来ました。
お店の入り口に「勉強禁止」の張り紙が貼ってあったからです。
そう言われてしまったら引き返すほかありません。
「受験生の頃にそこで勉強した経験があったから大学に合格できた」と自分は思っていて、感謝もしているんですがねぇ。
ちょっと寂しかったです。
以上はインターネットから逃れたい私の話。

家の弟は中学二年生、ちょうどこのJoshua君と同じ年齢なんですが、彼はよく友達と一緒にマクドナルドへ行きます。
もちろんインターネット回線目当てです。
弟の話だとみんなでゲーム機やらiPod touchやらを持ち込んで一緒に楽しむんだそうです。
PSPのモンスターハンターをやっていた世代の私には理解出来ません。
仲間内だけで通信できればいいのにわざわざインターネット環境を求めて出歩くなんて。
それだけ今のゲームが通信に重きを置いていて、インターネットに接続できないと不利益を被る作りになっているということなんでしょうか。
そういう遊び方ってなんか目の前の人を大切にしていないように感じます。

と、話が逸れてしまいました。
私がマクドナルドに行くと中学生くらいの集団をよく見かけます。
ただ、勉強したくて来ている中学生は見たこと無いです。
中学生が、日本では遊ぶため、アメリカでは学ぶためにマクドナルドは一役買っているということでしょう。
アメリカの中学生の方が真面目な顔してマクドナルドに入店するのでしょうね。

マクドナルドが勉強に適した場所かどうかは別の話(・ω・)ノ

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